株式会社juura -
6月
27

特徴 その1

written by juura

 

ディスクブレーキ

ディスクブレーキ

ディスクブレーキ

ディスクブレーキは、油圧によって押し出されたブレーキキャリパー内のピストンがブレーキパッドをプレーキローターに押し付けることで制動力を得ます。
ディスクブレーキは構造上、ブレーキパッドとブレーキローターが完全に離れず、若干の引き摺りを許容しています。
また、押し出す方向は油圧で行いますが、引き戻す方法はスプリング等が付いているわけでなく、ピストンシール(ゴム製のOリング)がピストンが押し出される際にねじれ、それが元に戻ろうとする力によるものであり、それはあまり強い力ではありません。
ピストンは汚れや錆などの要因によって皆さんが想像するよりも短期間で作動が悪くなります。
作動が悪くなったピストンは戻りが悪くなり引き摺ります。
また、押し出す際にも悪影響を及ぼし、ブレーキペダルの遊びが大きくなり、制動の立ち上がりが急激になります(いわゆるカックンブレーキ)。

 

ドラムブレーキ

ドラムブレーキ

ドラムブレーキ

ドラムブレーキはブレーキシューをブレーキライニングに押し付けることで制動力を得ます。
引き戻すのはリターンスプリングで行うので引き摺りはないように思えますが、作動不良によりセンターがきちんと出ない(中央にきちんと戻らない)為に一部が当たりやはり引き摺りが生じます。

 

SSBSの効果

SSBS整備を行うと以下の効果が得られます。
※文中、向上する、伸びる等の言葉が出てきまが、それは通常のブレーキ(SSBS整備を行っていないブレーキ)との比較であり、「取り戻す」という表現が的確であると思います。

Adobe Reader(PDFリーダー)はコチラよりダウンロードをお願いします。

ブレーキの経年劣化表(PDF)

引き摺りの増加はブレーキの作動が悪くなっていることを示しており、そのまま性能の劣化を意味します。

 

加速の向上

ブレーキの引き摺りがなくなることで本来の加速が蘇ります。
車のエンジンはかなり丈夫にできており、周辺部品のメンテナンスを行えば10万~20万kmでヘタることはありません。
ご存知の方は少ないと思いますが、新車と比べて加速が悪くなってきたと感じる場合、ほとんどがブレーキの引き摺りによるものです。
ブレーキの引き摺りは想像以上に強いものなのです。

 

制動力の向上 

制動力が向上する理由はいくつかあります。

効き遅れがなくなる
効き遅れとは、ブレーキペダルを踏んでから実際にブレーキが効き始めるまでのタイムラグです。
ブレーキは遊びがあるのが普通だと思われがちですが、きちんと整備したブレーキには遊びがありません。
ブレーキの遊びは、ブレーキペダルを踏み、マスターシリンダーが作動して油圧がかかっていてもブレーキキャリパーのピストンが作動していない領域です。
SSBS整備を行うとピストンの作動を阻害するフリクションが限りなく小さくなり、ちょっとした油圧から作動するようになります。
ブレーキペダルを踏んだ直後から制動力が立ち上がり、結果制動力が向上します。
 
タイヤのロックを防止する
モータージャーナリスト、笹目二郎さんのコメントにもありましたが、タイヤがロックすれば制動距離は伸びます。
一般にはタイヤのスリップ率が20%~30%で制動力が最大になるといわれています(100%でタイヤがロックした状態)。
タイヤがロックした後の制御(ポンピングブレーキやABS)については各所で論議されますが、ブレーキの作動自体によってロックし易いかし難いか変わることはあまり知られていません。
タイヤの制動力を最大に引き出す方法は、ゆるやかに強いブレーキをかけることです。
ブレーキを強く踏み込んだ際、通常のブレーキではまず遊びがあり、ある程度油圧が高まったところでピストンが動くので、そこで急激に制動力が高まります。
SSBSではブレーキを踏み込んだ直後から制動力が立ち上がり、制動力がゼロの状態から連続的に高まっていくので、緩やかに強いブレーキをかけることが可能です。
それが「強く踏んでロックさせた時にはもう車は止まっている」という笹目さんのコメントにある真相です。
車は急な操作には非常に脆いものであり、急激な制動が加わるとタイヤは容易にロックしてしまうのです。

特徴 その2 

2017年9月
« 7月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

RSS このサイトを RSS で購読